ブラジル・ニッサンが、世界で最も販売されている電気自動車「リーフ」の販売を開始。- Nissan do Brasil começa a vender o Leaf, o automóvel elétrico mais vendido do mundo

日本の自動車メーカーが競争の先頭に立ち、自宅充電キットを含む車両価格19万5000レアルでリーフを販売
Montadora japonesa sai na frente da concorrência e traz o Leaf ao preço de R$ 195.000,00 incluso o equipamento de recarga e a instalação na residência do proprietário
Amauri Yamazaki – São Paulo – SP
2018年にサンパウロ市で開催されたモーターショーで、ブラジル・ニッサンは2代目リーフを発表した。
リーフは100%の電気自動車で、初代モデルは2010年に発表された。
ブラジルに輸入されるモデルは、イギリスのニッサン工場で生産されており、世界50ヶ国で販売されている。
アメリカでの航続サイクルでは240キロに達し、世界で最も販売されている事から、リーフは世界的に認知されるようになっている。
2019年初頭に車両価格が初めて発表された時には17万8000レアルだったが、自宅充電キットは含まれていなかった。
ブラジル・ニッサンのマルコ・シルバ社長は、この価格が少数向けである事を認めつつも、国内におけるこのモデルの将来に関して楽観視している。同社長によると、同メーカーの調査では、このモデルで往復平均70キロ通勤した場合、同じ中型車の燃料自動車と比較して、節約費は年間で1万レアルに達する可能性があるという。
この節約費には、燃料費だけでなく、この電気自動車の低メンテナンスコストも含まれている。ニッサンによると、同じ中型セダンよりもさらに30%安いという。
リーフは、出力149馬力で、トルクは圧倒的な32・6kgfmを発揮する電気モーターを使用している。初代モデルとの比較では、出力で37%、そしてトルクでは26%向上した。

全ての電気自動車は、燃焼エンジンの場合のように最高回転数を達成するためにエンジンの回転数を上げる必要がないため、アクセルを踏むとすぐにトルクを発揮する。
ドライバーは、3種類の走行モードを選択できる。
エコ – エンジンの性能を制限するため、エネルギーを節約する。
B – パワーを犠牲にする事なく、バッテリーをより速く充電するさらにパワフルな回生ブレーキを利用
D – 電気モーターで最大出力を発揮する通常運転モード
急速充電スポットでは、40分でバッテリーの80%を充電する。ニッサンにより提供される自宅充電キットの6・6KWウォールボックス(車両価格に含む)では、8時間で充電完了する。
通常のコンセントでは、バッテリーを完全に充電するのに20〜40時間かかる。
内装のマルチメディア画面は8インチで、Waze、Spotify、Deezer、グーグルマップ、ワッツアップ、カープレイ、そしてアンドロイド・オートなどのアプリケーションを使用できる。
リーフにはe-pedalが装備されており、ドライバーがアクセルペダルをゆるめると、車両は燃料自動車よりも急激に減速する。この機能により、ドライバーのブレーキ使用が少なくなり、機器の寿命が延びる事になる。


6つのエアバッグが、トランクションコントロールと安定性、ABSブレーキと強化ボディーと相まって、運転手と乗客の安全性を高めている。
現在リーフは、日本の追浜町とイギリスのサンダーランド、そして米国のスマーナの3工場で、既に生産されている。

